【ラズベリーパイ】監視カメラの作り方|Pythonでカメラモジュールを操作

【ラズベリーパイ】監視カメラの作り方|Pythonでカメラモジュールを操作
  • ラズベリーパイでカメラを使ってみたい
  • カメラの選び方が知りたい
  • 外出先からもカメラの画像を確認したい

ラズベリーパイは一般的なパソコンとは違いカメラアプリが入っていないため、プログラミングでのカメラ操作が必要です。

この記事では、カメラの選び方から基本的な操作方法、応用編までを初心者にもわかりやすく解説します。プログラミング言語はPythonを使います。

ラズパイでプログラミングをする方法がよく分からない方は、先に以下の記事を読んでいただくと今回の内容が理解しやすくなります。
≫【ラズベリーパイ入門】Pythonプログラミングの始め方

この記事を最後まで読むと、カメラとセンサーを組み合わせて活用する方法がわかります。

この記事の結論

Pythonでカメラを操作できるようになると、便利で自由度の高いシステムが低価格で作れます。

ラズベリーパイで使えるカメラ

ラズベリーパイでは専用に開発されたカメラモジュールや、一般的なPC周辺機器として販売されているUSB接続のカメラが使用可能です。それぞれの特徴を解説します。

ラズベリーパイで使用できるカメラの種類

おすすめはカメラモジュール

ラズベリーパイ専用のカメラはカメラモジュールと呼ばれています。カメラモジュールとラズベリーパイはリボンケーブルというテープのような形状のケーブルで接続します。

リボンケーブル外観

カメラモジュールのメリットはサイズが小さいことです。このため、ラズパイ本体と組み合わせたときに、システム全体がコンパクトにまとまります。デメリットはリボンケーブルが扱いずらいことです。リボンケーブルは形状を保とうとする力が強いため、曲げるとすぐに戻ってしまいます。このため、思い通りの場所に取り付けたり、角度を調整するのが難しいです。カメラの固定には工夫が必要です。

そぞら
そぞら

僕はレゴブロックを使ってカメラスタンドを作りました。

自作のカメラスタンド
自作のカメラスタンド

簡易的な固定方法としては洗濯ばさみを利用するという方法もあります。

出典:エンジニアの電気屋さん

カメラモジュールの種類

ラズベリーパイで使えるカメラモジュールは色々なメーカーから発売されています。信頼性で選ぶなら、element14などのラズベリーパイ財団公式のカメラをおすすめします。 element14はRaspberry Pi 4などを作っているメーカーです。公式カメラ以外でもっと安いカメラもあります。Amazonなら1,000円前後で探すことが可能です。

Raspberry Pi Camera V2
Raspberry Pi Camera V2

僕は公式のRaspberry Pi Camera V2を使っています。800万画素のソニー製カメラユニットを使用しており、信頼性も高いです。ラズベリーパイと接続するためのリボンケーブルも付属しています。

この他にもラズベリーパイ用のカメラは多数販売されています。
≫ KSYでカメラを探す

USB接続のカメラも使える

WEB会議などで使用するUSB接続のカメラは、ラズベリーパイ専用品ではないので使用できない可能性もあります。すでにUSBカメラを持っているという方は使えるか試してみてください。メリットはカメラモジュールのリボンケーブルよりケーブルの取り回しがしやすいこと。また固定しやすい形状で、角度の微調整もしやすいものが多い印象です。

動作確認済みのカメラを紹介します。

ラズベリーパイでカメラを使う準備をする

まずはカメラの接続方法とカメラを有効にする手順を解説します。

この記事で使用しているOSはRaspberry Pi OSです。OSの準備方法は以下の記事で解説しています。
≫【2022年最新版】OSインストールから初期設定まで|開始手順のすべて

カメラモジュールの接続方法

コネクターへの接続はリボンケーブルを使います。接続手順は下記の通りです。

  1. 黒いロックを持ち上げる。
  2. リボンケーブルを挿入する
  3. ロックを下に押し込んで固定する

まず、カメラポートの黒いロック部分を上に持ち上げます。

カメラポートのロック解除方法
カメラ接続

リボンケーブルを差し込みます。向きに注意してください。端子部分がHDMIポート側に来るような向きにします。

リボンケーブルの差し込み方
リボンケーブルの向き

黒いロック部分を押して固定します。

リボンケーブルのロック方法
ケーブルのロック

上に引っ張ってもケーブルが外れないことを確認します。

リボンケーブルのロック確認方法
ケーブルのロック確認

これでカメラの取り付けは完了です。よく分からない方は下記の動画を参考にしてください。

チェックポイント

キーボード一体型のRaspberry Pi 400はカメラポートがついていないため、カメラモジュールが使用できません。USBカメラを使用してください。

カメラを有効にする(カメラモジュールの場合)

カメラを接続しただけでは使えません。スタートメニューの「設定」から「Raspberry Piの設定」を開いてカメラを有効にします。具体的な操作手順は以下の通りです。

  1. デスクトップ画面のラズベリーパイマークをクリック
  2. 「設定」をクリック
  3. 「Raspberry Piの設定」をクリック
  4. 「インターフェイス」タブをクリック
  5. 「カメラ」項目の有効にチェックを入れる
  6. 「OK」をクリックして再起動する
カメラを有効化する方法
カメラを有効にする
カメラの設定項目が無い場合

最新版のOS(Bullseye)にはカメラの設定項目がありません。「raspi-config」からカメラを有効にする手順を解説します。

まず、ターミナルを開きます。

ターミナルの開き方

「sudo raspi-config」をターミナルに入力してenterキーを押します。

sudo raspi-config

「Interface Options」を選択してenterを押します。

「Legacy Camera Enable/disble legacy camera support」を選択。

「はい」を選択。

了解を押す

Finishを選択

「はい」を選択すると、再起動してカメラが有効化されます。

USBカメラの接続方法

USBカメラの場合はラズパイのUSBポートに差し込むだけです。どこのポートでも問題ありません。

USBカメラの接続方法
USBカメラの接続方法

チェックポイント

USBカメラを使用する場合は、カメラを有効にする必要はありません。そのまま使用可能です。

ライブラリーのをインストールする

Pythonで画像を扱うためのライブラリーであるOpenCVをラズパイにインストールします。ライブラリーとはよく使う機能をまとめて保管している箱のようなものです。OpenCVをインストールすると、「カメラの画像を表示する」などの機能を「箱」から取り出して使えるようになります。

OpenCVのインストール方法は以下の記事で詳しく解説しています。
≪ ラズベリーパイ(RaspberryPi)にOpenCVを最速でインストールする方法

ターミナルを開いて、以下のコマンドを一行ずつ実行していきます。

ターミナルを開く方法

まず、pipを最新のバージョンにします。下記のコマンドをターミナルに入力してEnterキーを押してください。

sudo python -m pip install --upgrade pip
そぞら
そぞら

sudo管理者権限で実行するときに使います。

OpenCVをバージョン指定でインストールします。

sudo pip3 install opencv-python==4.5.1.48

numpyというライブラリを最新にします。

pip install -U numpy

パッケージリストを最新にします。

sudo apt update

「libatlas3-base」 パッケージをインストールします。

sudo apt install libatlas3-base

以上でカメラを使用するための準備は完了です。

ラズベリーパイで監視カメラ【基礎編】

ラズベリーパイで監視カメラを作る方法を以下の順序で解説します。

  1. ラズベリーパイの画面にカメラの映像を表示する。
  2. カメラ映像が映ったラズパイの画面をスマホに表示する。

ラズパイとスマホはWi-Fiのネットワーク上に接続する必要があります。外出先からカメラの映像を確認することはできません。外出先へカメラの画像を送る方法は後ほど解説します。

Pythonプログラムでカメラ映像(動画)を表示する

カメラの映像を表示するためのPythonプログラムを作ります。プログラミングをするときはThonnyというソフトを使うのがおすすめです。

Thonnyの使い方は以下の記事で詳しく解説しています。
≫【ラズベリーパイ入門】Pythonプログラミングの始め方

まず、「Thonny」を開きます。

Thonnyを開く方法

以下のプログラムをコピペして「camera_test.py」という名前で保存します。

import cv2

camera = cv2.VideoCapture(0)

while True:
  ret, frame = camera.read()
  if not ret:
    break

  cv2.imshow("Frame", frame)
  key = cv2.waitKey(1)
  
  # Escキーを入力されたら画面を閉じる
  if key == 27:
    break

camera.release()
cv2.destroyAllWindows()

プログラムの解説

プログラムの解説図解

まず1行目のimport cv2でOpenCVを使えるようにします。

cv2.VideoCapture でカメラチャンネル0を指定して、cameraという変数に代入します。

そぞら
そぞら

カメラモジュールとUSBカメラ、どちらもチャンネル0で大丈夫です。

チェックポイント

カメラが複数接続されている場合はカメラチャンネルを-1や1などに指定して、カメラを切り替えます。

while True繰り返し処理です。 while True 以下の文字が下がっている部分の処理を繰り返します。繰り返し処理の中身を解説します。

まず、camera.read1コマ分のカメラ画像を読み込みます。

if not ret: の部分は映像が正しく読み込めなかった場合にプログラムを終了させる処理です。

cv2.imshow でカメラ画像を画面に表示します。 “Frame” はフレーム画面上部に表示されるタイトルなので他の文字に変更しても構いません。文字列は””で囲むのがルールです。

そぞら
そぞら

1コマ分の画像表示を高速で繰り返すことで、リアルタイム映像(動画)になります。

OpenCVは waitKey 関数でキー操作を待つことができます。 Escキーが入力されたら繰り返し処理を抜けます。

camera.release() で画像データの取得を終了。 cv2.destroyAllWindows() でフレームの表示を終了させます。

プログラムの保存

プログラムは保存すると、実行できるようになります。

ファイル名は自由に付けて構いませんが、「opencv」などのライブラリー名は使わないでください。エラーの原因になります。Pythonスクリプトなので拡張子は.pyにします。

プログラムの実行

保存ができたら、プログラムを実行してみましょう。

カメラの映像が立ち上がれば成功です。

カメラ画像の確認

エラーが出る場合

最新のnumpyがインストールされていないと、以下のエラーが出ることがあります。

ターミナルを開いて以下のコマンドを実行してください。

sudo pip3 install -U numpy

ピントの調整方法

ラズベリーパイのカメラモジュールはピント(焦点)を調整できます。文字がぼやけるなどピントが合っていないと感じたら調整してみましょう。調整方法はカメラのレンズの周りの黒い部分を左右に回します。近くのモノがはっきり見えないときは左方向に回します。逆に遠くのモノにフォーカスしたいときは右方向に回します。20~30°くらい回すだけでもピントは変わります。

そぞら
そぞら

映像を確認しながら少しずつ調整しましょう。

回しすぎるとレンズが外れるので要注意です。

ラズベリーパイカメラモジュールのピント調整方法
ラズベリーパイカメラのピント調整方法

ピント調整を手で行うのは厳しいです。ツマミが小さすぎてうまく回りません。下の動画のような専用の調整工具がカメラに同封されている場合があります。お手元にない方は工具のみ単品で購入することもできます。スイッチサイエンスで工具を見る

出典:adafruit.com

調整用工具が無い方は先の細いピンセットでも代用可能です。

ピンセットでカメラモジュールのピントを調整する方法
ピンセットでピント調整

スマホからカメラ映像を見る方法

VNC(Virtual Network Computing)を使えば他のパソコンやスマホからラズパイの画面が見れます。先ほど表示したカメラ映像をスマホに表示してみましょう。

スマートフォンにカメラ映像を出力したときの様子

ラズパイとスマホを接続するイメージは以下の通りです。

VNC接続の図解

ラズパイのWi-Fi機能を利用すると、無線でネットワークカメラが構築できるのでとても便利です。

設定手順は以下の通りです。

  1. ラズパイのVNCを有効にする
  2. スマホにVNCアプリをインストール
  3. ラズパイのIPアドレスとパスワードを入力して接続する
  4. ラズパイのデスクトップ画面がスマホに表示される

スマホにラズベリーパイの画面を表示する方法は以下の記事で解説しています。

ラズベリーパイで監視カメラ【応用編】

監視カメラといえば映像や静止画を記録する機能を有しているものもあります。今回はセンサーを利用して人が近付いた時に映像を保存するシステムを作ってみます。

とはいえ、いきなりセンサーを使ったプログラムを作るのはハードルが高いです。まずはセンサーを使わずに映像や静止画を保存する方法を解説します。

Pythonプログラムで静止画を保存する

カメラ映像を静止画として保存するプログラムは以下の通りです。

import cv2

cap = cv2.VideoCapture(0)
ret, frame = cap.read()
cv2.imwrite('test.jpg', frame)
cap.release()

上記のプログラムを実行すると、同じフォルダにtest.jpgというファイルが保存されます。

しかし、このプログラムには少し問題があります。それはプログラムを実行するたびにファイルが上書きされることです。ファイルが上書きされると最新の画像だけが残り、過去の画像を見ることができません。

そぞら
そぞら

ファイルが上書きされないようにするには、ファイル名を都度変える必要があります。

ファイル名を時刻にして保存すると過去の画像も残る

Pythonでは現在時刻を簡単に取得できます。秒単位の現在時刻をファイル名にして保存すれば、ファイル名が毎回変わるので上書きされることはありません。

ファイル名を時刻にして画像を保存するプログラムは以下の通りです。

import cv2
import datetime

dt_now = datetime.datetime.now()
file_name = dt_now.strftime('%Y年%m月%d日%H時%M分%S秒')

cap = cv2.VideoCapture(0)
ret, frame = cap.read()
cv2.imwrite(file_name + '.jpg', frame)
cap.release()

上記のプログラムを実行すると「2022年02月14日06時32分24秒.jpg」という名前のファイルが保存されます。

Pythonプログラムで動画を保存する

まずnumpyというモジュールをインストールします。numpyは数値計算を効率的に行うためのモジュールです。

ターミナルを開いてsudo apt install python3-numpyを実行します。

numpyのインストール方法
sudo apt install python3-numpy

カメラで撮影した映像を保存するプログラムです。

import cv2
import numpy as np
 
cap = cv2.VideoCapture(0)
 
fmt = cv2.VideoWriter_fourcc('m', 'p', '4', 'v')
fps = 20.0
size = (640, 360)
writer = cv2.VideoWriter('test.m4v', fmt, fps, size)
 
while True:
    _, frame = cap.read()
    frame = cv2.resize(frame, size)
    writer.write(frame)
     
    cv2.imshow('frame', frame)
    #escキーで終了
    if cv2.waitKey(1) == 27:
        break
 
writer.release()
cap.release()
cv2.destroyAllWindows()

プログラムを実行してescキー(エスケープキー)を押すまでの間の動画が保存されます。

動画はプログラムが保存されているフォルダー内にできているはずです。

動画の保存場所
動画の保存先

ダブルクリックして動画を再生してみましょう。

 

人感センサーが反応したら撮影する

ラズベリーパイにはGPIOピンがあるため電子工作が可能です。電子工作とカメラを組み合わせて人が近づいた時に撮影するシステムを組んでみましょう。

焦電型赤外線センサーを人感センサーとして使用します。
秋月電子で焦電型赤外線センサーを見る

焦電型赤外線センサー
焦電型赤外線センサー

人感センサーの接続

ラズベリーパイと人感センサーを以下のように接続します。

人感センサーとラズベリーパイの接続方法(回路図)
線の色センサー側ラズベリーパイ側
5V
オレンジOUTGPIO 18
GND
人感センサーの接続
GPIOピン配置
GPIOピン配置
人感センサーとラズベリーパイの接続方法(写真)
焦電型赤外線センサーの配線

基板側の3つのツマミで感度などの調整が可能です。

感度調整方法など、焦電型赤外線センサーの使い方は以下の記事で詳しく解説しています。
≫ 焦電型赤外線センサーの使い方

僕は3Dプリンターでカメラとセンサーのマウントを作成しました。

カメラモジュールと人感センサー用マウント作成例

上記の写真ではセンサーの動作を可視化するため、LEDを使っています。本記事のプログラムではLED点灯の部分は省略しています。

人感センサーが反応したら静止画を保存するプログラム

import RPi.GPIO as GPIO
import cv2
import time
import datetime

GPIO_PIN = 18

GPIO.setmode(GPIO.BCM)
GPIO.setup(GPIO_PIN,GPIO.IN)

while True:
    if(GPIO.input(GPIO_PIN) == GPIO.HIGH):
       
        print("1")
       
        dt_now = datetime.datetime.now()
        file_name = dt_now.strftime('%Y年%m月%d日%H時%M分%S秒')
        print(file_name)
       
        cap = cv2.VideoCapture(0)
        ret, frame = cap.read()
        cv2.imwrite(file_name + '.jpg', frame)
        cap.release()
       
        time.sleep( 10 )
       
    else:
        print("0")
        time.sleep( 1 )
        

上記のプログラムを実行すると、人が近づいた時にカメラモジュールで静止画を撮影して保存されます。

人感センサーが反応したら動画を保存するプログラム

import RPi.GPIO as GPIO
import cv2
import time
import datetime
import numpy as np

GPIO_PIN = 18

GPIO.setmode(GPIO.BCM)
GPIO.setup(GPIO_PIN,GPIO.IN)

while True:
    if(GPIO.input(GPIO_PIN) == GPIO.HIGH):
        
        print("1")
        
        dt_now = datetime.datetime.now()
        file_name = dt_now.strftime('%Y年%m月%d日%H時%M分%S秒')
        print(file_name)
        
        #カメラ映像を保存する
        cap = cv2.VideoCapture(0)
        fmt = cv2.VideoWriter_fourcc('m', 'p', '4', 'v')
        fps = 20.0
        size = (640, 360)
        writer = cv2.VideoWriter((file_name + '.m4v'), fmt, fps, size)
        
        i = 0
        #60フレーム撮影する
        while i < 60:
            _, frame = cap.read()
            frame = cv2.resize(frame, size)
            writer.write(frame)
     
            i = i + 1
             
        writer.release()
        cap.release()
        
        time.sleep( 10 )
        
    else:
        print("0")
        time.sleep( 1 )
GPIO.cleanup()

上記のプログラムを実行すると、3秒程度の動画が保存されます。録画時間を変更したいときは30行目の「60」の数値を変更してください。

外出先からカメラの映像を確認する方法

さらに応用編です。外出先からもカメラの映像を確認したいときがあります。Wi-Fiルーターの設定を変えれば、カメラの映像をネットワーク外から見ることが可能です。しかし、セキュリティ上のリスクがあるのでおすすめはできません。安全に外部からカメラを見るには、LINEなどの既存のサービスを利用するという手段があります。

そぞら
そぞら

今回はセンサーが反応したときに画像をLINEで送るプログラムを組んでみましょう。

システムの概要は以下の画像のようなイメージとなります。

ラズベリーパイ監視カメラシステム図解

メッセージの送信にはLINE Notifyという、LINEアプリに通知を行うサービスを利用します。LINE Notifyを使うには自身のアカウントでトークンを取得する必要があります。

LINE Notifyのトークン取得方法やPyhtonプログラムでLINEにメッセージを送る方法について以下の記事で詳しく解説しています。
≫【Python入門】LINEに自動メッセージを送る

Pythonプログラムで人感センサーが反応したとき写真をLINE通知する

import RPi.GPIO as GPIO
import cv2
import time
import datetime
import requests

#LINEメッセージ送信の関数
def send_message(Discovery_time):
    url = "https://notify-api.line.me/api/notify" 
    token = "トークンをここに入力"
    headers = {"Authorization" : "Bearer "+ token}
    files = {'imageFile': open("image.jpg", "rb")}
    message =  (Discovery_time,"侵入者あり")
    payload = {"message" :  message} 
    r = requests.post(url, headers = headers, params=payload, files=files)

#センサーを使う準備
GPIO_PIN = 18

GPIO.setmode(GPIO.BCM)
GPIO.setup(GPIO_PIN,GPIO.IN)

while True:
    if(GPIO.input(GPIO_PIN) == GPIO.HIGH):
        #センサー検出時の処理
        print("1")
        
        #検出時間の取得
        dt_now = datetime.datetime.now()
        Discovery_time = dt_now.strftime('%Y年%m月%d日%H時%M分%S秒')
        print(Discovery_time)
        
        #カメラ画像を保存する
        cap = cv2.VideoCapture(0)
        ret, frame = cap.read()
        cv2.imwrite("image.jpg", frame)
        cap.release()
        
        #LINEメッセージ送信
        send_message(Discovery_time)
        
        #10秒待機
        time.sleep( 10 )
        
    else:
        #センサー未検出時の処理
        print("0")
        time.sleep( 1 )
        
GPIO.cleanup()


10行目のtoken =の部分には、ご自身のトークンをコピペしてください。

うまくいけば以下のようなメッセージが通知されるはずです。

LINE通知のスクリーンショット

チェックポイント

LINE Notifyでは動画の送信ができません。送信できるファイル形式はpngjpegです。

意外と簡単 Python OpenCVで顔認識

OpenCVを活用すれば、顔認識などの本格的なAIカメラを作ることも可能です。

顔認識に興味がある方は以下の動画がおすすめです。とてもわかりやすく解説されていますので、ぜひチャレンジしてみてください。

コメント一覧

夏は暑い

こんにちは。
2つほど質問です。
1.「Raspberry Pi Camera V2」ですが、Aサイトだと評価がいまいちのようです。
(梱包もそうですが、カメラが認識しないという評価)
当たりはずれがあるのでしょうか?
(値段は高くなりますが高評価の「Raspberry Pi Raspberry Pi NoIR Camera V2」はどう判断されますか?)
2.「カメラを有効にする」の項目でデスクトップの説明が出てきますが、デスクトップ自体はどうやって準備(ソフト※出来ればハードの説明も)されたのでしょうか(OSはLinux系?)?
宜しくお願い致します。

返信する
そぞら

お問い合わせありがとうございます。
回答させていただきます。

1.「Raspberry Pi Camera V2」の評価の件、確認しました。
  カメラが認識しないというレビューが2件ありますので、不安になることと思います。
  恐縮ですが、以下のサイトを検討いただければと思います。同商品の取り扱いがあります。  
  https://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-10518/
  Amazonではありませんが、電子工作愛好家に人気のパーツショップです。
  申し訳ございません。「NoIR Camera」につきましては、使用経験がないため
  紹介させていただくことができないです。

2. デスクトップにつきましては、Raspberry Pi OSを使用しています。
  Raspberry Pi OSはLinux系のOSです。
  準備方法は以下の記事で解説していますので、参考にしていただければと思います。
  https://sozorablog.com/raspberrypi_initial_setting/

返信する
夏は暑い

早々のお返事有難うございます。
ラズベリーパイと自作カメラは初めてなので、少しずつ試します。

返信する
なろす

こんにちは。
全くの初心者なので、頓珍漢な質問でしたら恐縮です。

このプログラムで動かしたところ、毎60秒ごとに静止画、もしくは動画が撮影されてしまいます。どうすればよいでしょうか。
ほかはちゃんと動いてます。
人感センサーが勝手に60秒ごとに反応しているかのとも思いましたが、そうでもないようです。

返信する
そぞら

お問い合わせありがとうございます。

60秒ごとというのが不思議なのですが、、、

人感センサー単体の動作は問題ないでしょうか。
以下のプログラムで正常に検知できることをご確認ください。

import RPi.GPIO as GPIO
import time

GPIO_PIN = 18

GPIO.setmode(GPIO.BCM)
GPIO.setup(GPIO_PIN,GPIO.IN)

while True:
if(GPIO.input(GPIO_PIN) == GPIO.HIGH):
print(“反応あり!”)
time.sleep( 1 )

else:
print(“反応なし”)
time.sleep( 1 )

返信する
なろす

プログラムまでいただき、ありがとうございます。

このプログラムでは毎分ごとに検出するような挙動はしていません。
とりあえず、センサーの感度調整で望まない検出頻度は下がるようなので、原因はよくわかりませんが、それで対応いたします。

ありがとうございました。

返信する
夏は暑い

こんにちは。
改めて質問致します。
「Raspberry Pi 3 model B」のセットが手ごろな価格で売られているので、それで監視カメラに挑戦しようと検討中です。
理由は「Raspberry Pi 4」のセットがベストだと思いますが、高性能より何とか動く程度でいいことと、ずばり値段が高い&在庫も少ないためです。
別記事で「Raspberry Pi 3 model B」だと性能が劣ると拝見しましたが、映像がかくかくするのでしょうか?

お返事頂ければ幸いです。

返信する
そぞら

お問い合わせありがとうございます。

「Raspberry Pi 3 model B」でもカメラを扱ったことがありますが
問題なく動作します。
映像がカクカクすることはないです。
「Raspberry Pi 3 model B」は現在生産されていないという
話を聞いています。
手ごろな価格で販売されているのは貴重だと思います。

返信する
夏は暑い

お世話になります。
いつもお返事有難うございます。
部品が揃ってセットアップをしていますが、最初の設定で「?」な箇所があります。
出来るところから進めようと思いSDカードにOSはインストールしておきましたが、
詳細な設定(ユーザー名とかホスト名とか)は飛ばしました。
youtubeで設定動画を見たのですが、恐らく細かい設定は後回しでやる動画だと思っています(OSと他設定を同時に進めない)が、合っていますか?
というのは、今一度Imagerを起動しましたが設定する中のホスト名とユーザー名の違いが分からず(他設定が必要なとこと不要の個所が不明)、動画内の後から設定だとそういうのはないようなので、そっちが楽かなと思っています。
お返事頂ければ幸いです。

返信する
そぞら

お問い合わせありがとうございます。

Imagerを使ってSDカードに書き込むときに設定をしないことは問題ありません。
ホスト名はデフォルトのraspberrypiのままで大丈夫です。
同一ネットワーク上に複数のラズパイがある場合、識別するために
ホスト名を変更する場合がありますが、後からでも変更可能です。

ユーザー名とパスワードは起動時に設定する必要があります。
パソコンからリモート操作するときに使うのでメモしておいてください。

返信する
夏は暑い

どーもです。
応用編までは行けました。
有難うございます。

返信する
夏は暑い

お世話になります。
動画保存について質問です。
恐らく私のハードウェア(本体)の問題(メモリ1Gなので動画処理に耐えられない?)と思っていますが、「test.m4v」はvlcで起動しますが数秒だとただ暗く、10秒以上保存でようやくちらつきますが、画面上の方1/4に頑張ってるちらつきが出て終わりです。
別の方の動画で設定の「gl driver」を「full kms gl driver」に変えればとありましたが、本体をRaspberryPi4にしてメモリは最低でも4Gで試すのが手っ取り早いでしょうか?(上記の場合パフォーマンス設定からGPUメモリも上げる必要ありのようです)。

返信する
そぞら

お世話になっております。

当方でもRaspberry Pi 3で動画保存を実行したところ
同じ不具合が確認されました。
Raspberry Pi 3で動画保存する方法を模索してみます。
何かわかったら連絡させていただきます。

返信する
夏は暑い

こんばんは。
質問の件、半分解決しました(コードは未修正です)。
普段使っているPCで試しに再生したら普通でした。
動画処理となると4にしないと厳しいかもです。
お手間をおかけしました。

返信する
そぞら

おつかれさまです。
こちらこそ、お役に立てず申し訳ないです。

返信する
Mr.kouki

こんにちは、初心者ですが
Pythonのpip3のOpenCVとVideoCaptureでも監視カメラを作ることは可能ですか?
私は、CentOS7で作ろうと思ってますが、必ずラズベリーパイのCMDじゃないといけないんですか?
私が所持している素材:
microSDカード
Raspberry Pi3 ※Model B
Elecomのランケーブル
買おうと思ってる素材:
raspberryPi3 のケース
ヒートシンク
やはりケースは必要ですか?

返信する
そぞら

こんにちは。
ブログを読んでいただきありがとうございます。

申し訳ございません。
CentOS7は使ったことがないため、分からないです。
ケースは破損防止のため用意した方が良いと思います。

返信する
くろえっち

本ページの人感センサーが反応したら静止画を保存するプログラムをコピーし実行したところ
最初に撮影された画像が更新されずに表示されます。
例えば、1回目の反応、撮影後、カメラの角度を変えて2回目の反応が起きても1回目の画像が保存されます。この際、画像ファイルの名前はセンサー反応時刻でちゃんとついております。

私は、センサーが反応するごとに異なる画像を撮影したいです。どのように修正すれば良いでしょうか?

返信する
そぞら

申し訳ございません。プログラムに不備がありました。

1回目の撮影後はrelease()をして画像を初期状態にする必要があります。
また、release()をするとカメラから画像が取得できなくなるため
ループの中にcv2.VideoCapture(0)を移動しました。

記事内のプログラムを修正しております。
お手数ですが、詳細はそちらをご確認ください。

返信する
cheese

こんにちは。
質問宜しいでしょうか。
コマンドからカメラを有効にしたのですが、インターフェイスからカメラを有効にしようとしても、そもそも項目が出てきません。
なぜでしょうか?
教えてくださると幸いです。

返信する
そぞら

お問い合わせありがとうございます。

raspi-configでカメラを有効化していれば
すでにカメラが使える状態になっているはずです。

なお、有効化してもインターフェイスの部分には
カメラ項目は出ません。

よろしくお願いします。

返信する

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