【2022年最新版】OSインストールから初期設定まで|開始手順のすべて

【2022年最新版】OSインストールから初期設定まで|開始手順のすべて
  • ラズベリーパイを買ったので、初期設定がしたい
  • 初心者なので、専門用語などが全然わからない
  • パソコンが苦手なので、無事にセットアップできるか心配

ラズベリーパイを買ったら、避けては通れないのが初期設定。ラズパイは普通のパソコンのように、電源をつないですぐに起動できるわけではありません。取説も付いていないため、何から始めたら良いのか分からないという人も多いはずです。

そぞら
そぞら

当記事は写真を多めに用いて、設定手順をわかりやすく解説します。

この記事の手順に沿って作業を進めれば、初心者でもスムーズにラズパイを始められます。

チェックポイント

実は、OSの仕様が2022年9月に変更されました。この記事を読めば、最新の設定方法がわかります。

ラズベリーパイを始めるための基礎知識

実際に作業を始める前に、使用する周辺機器と作業内容について解説します。細かい説明を飛ばして、すぐに作業を始めたい方は以下のボタンを押してください。

お急ぎの方はこちらをクリック!

準備するもの

ラズベリーパイ本体以外に下記のものを用意します。

  • パソコン
  • ディスプレイ
  • microSDカード
  • ACアダプター
  • USBマウス
  • USBキーボード
  • HDMIケーブル

ケーブルの種類などは、使用するモデルにより異なります。ラズベリーパイを始めるうえで必要な周辺機器について、以下の記事で詳しく解説しています。
≫ ラズベリーパイに必要な周辺機器の選び方

セットアップの概要

セットアップの手順を以下の図にまとめました。

ラズベリーパイのセットアップ手順の図解

ラズベリーパイのセットアップ方法を動画で見たい方は、以下の動画がおすすめです。

OSは自分で選択してインストールする

セットアップ手順でメインとなるのがOSのインストールです。OSとはコンピュータを動かすためのベースとなるソフトウェアです。

そぞら
そぞら

OSが入っていない状態ではラズパイを起動できません。

チェックポイント

ラズベリーパイではOSをmicroSDカード」にインストールして使用します。

OSをインストールする手順は以下の通りです。詳細は後ほど解説しますが、まずは概要を理解しましょう。

  1. Raspberry Pi公式ページよりRaspberry Pi ImagerをPCにインストールする
  2. 作業用PCにmicroSDカードを挿入する
  3. 「Raspberry Pi Imager」を使ってOSをmicroSDカードへ書き込む
Raspberry Pi OSをインストールする手順の図解

「Raspberry Pi Imager」はOSをインストールするためのソフト

OSのインストールには、ラズベリーパイ財団が無料で提供している「Raspberry Pi Imager」というソフトを使用します。「Raspberry Pi Imager」はラズパイ以外のパソコンにインストールして作業します。

チェックポイント

Raspberry Pi Imager」はmicroSDカードの初期化から、OSインストールまでを自動で行ってくれる便利なソフトです。

ラズベリーパイで使えるOS

Raspberry Pi Imagerを使ってインストールできるOSは以下の通りです。

  • Raspberry Pi OS
  • Ubuntu
  • Manjaro ARM Linux
  • Apertis
  • RISC OS Pi
  • LibreELEC
  • OSMC
  • Volumio

上記のOSはすべて無料でダウンロード可能です。

初心者には「Raspberry Pi OS」が最適

「Raspberry Pi OS」のデスクトップ画面

初心者は「Raspberry Pi OS」一択です。理由は以下の通りです。

  • ラズベリーパイの公式OS
  • わかりやすいデスクトップ画面を備えている
  • 使用方法の情報が豊富

Raspberry Pi OSラズベリーパイの公式OSです。比較的「Windows OS」に近い操作性で、アプリケーションの起動やファイル管理などがマウス操作により直感的にできます。

「Raspberry Pi OS」の特徴は以下の記事で詳しく解説しています。
≫「Raspberry Pi OS」とは?特徴や種類・選び方を解説

手順①:OSのインストール

ラズベリーパイで使用するOSをmicroSDカードにインストールします。OSのインストールには「Raspberry Pi Imager」を使います。

1.「Raspberry Pi Imager」を作業用PCにインストールする

まず「Raspberry Pi Imager」をラズベリーパイ公式ページからパソコンにダウンロードします。

「Raspberry Pi Imager」は、Windows版・macOS版・Ubuntu版の3種類があります。使用中のパソコンに合わせて選択してください。本記事では、Windows版をダウンロードします。

Raspberry Pi 公式ページの画面

「Download for Windows」をクリックして、ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックすると、インストーラーが起動します。

「Install」をクリックする。

「Finish」をクリック → インストールが完了します。

2.作業用PCにmicroSDカードを挿入する

作業用PCにmicroSDカードをセットします。

3.「Raspberry Pi Imager」を使ってSDカードにOSをインストールする

「Raspberry Pi Imager」を起動します。

下の画像が「Raspberry Pi Imager」のメイン画面です。

「Raspberry Pi Imager」のメイン画面

「OSを選ぶ」をクリックします。

「Raspberry Pi Imager」のOS選択ボタン

Raspberry Pi OSの中でも7つの種類があります。2022年9月時点で選択できるRaspberry Pi OSの種類は以下の通りです。よくわからない方はRaspberry Pi OS(32-bit)を選んでおけば間違いないです。

OS名リリース容量ベースとなるDebian
のバージョン
特徴
Raspberry Pi OS(32-bit)(推奨)2022-9-60.9GBBullseyeよくわからない人はコレ
Raspberry Pi OS Lite
(32-bit)
2022-9-60.3GBBullseyeGUIなし、上級者向き
Raspberry Pi OS Full
(32-bit)
2022-9-62.7GBBullseyeアプリが充実しているが容量は大きい
Raspberry Pi OS
(64-bit)
2022-9-60.8GBBullseyeRaspberry Pi 3、4、400の人にはおすすめ
Raspberry Pi OS Lite
(64-bit)
2022-9-60.3GBBullseyeRaspberry Pi 3、4、400
上級者用
Raspberry Pi OS
(Legacy)
2022-9-60.7GBBuster1世代前のOSを使いたい人用
Raspberry Pi OS Lite
(Legacy)
2022-9-60.3GBBuster1世代前のOSを使いたい人用
上級者向き
Raspberry Pi OSの種類

Raspberry Pi OSの選び方について、以下の記事で詳しく解説しています。
≫「Raspberry Pi OS」とは?特徴や種類・選び方を解説

Raspberry Pi OSには32ビット版と64ビット版があります。

チェックポイント

64ビット版はCPU性能をフルに引き出すことができますが、全てのモデルで動作するわけではありません。

64ビット版が使えるモデルは以下の通りです。

  • Raspberry Pi Zero 2W
  • Raspberry Pi 3 Model A+
  • Raspberry Pi 3 Model B / B+
  • Raspberry Pi 4 Model B
  • Raspberry Pi 400

この記事ではRaspberry Pi OS(32-bit)を選びます。

「ストレージを選ぶ」をクリック。

SDカードを選択します。

下記の設定マーククリックすると、設定画面が開きます。

設定画面に沿って情報を入力すると、以下の設定をOSのインストールと同時に書き込むことができます

  • ホスト名
  • SSHの有効化
  • ユーザー名
  • パスワード
  • Wi-Fi
  • 言語・地域

上記はラズベリーパイ起動後でも設定できるため、ここでは詳細の説明を割愛します。

そぞら
そぞら

今回は設定をせずに、そのまま書き込みします。

「書き込む」をクリックすると書き込み開始します。イメージファイルの書き込みが完了するまで、しばらく待ちます。

書き込みが完了したら、作業用PCからmicroSDカードを取り出します。書き込み時間はOSの種類や作業環境により異なりますが、僕は8分で完了しました。

手順②:ラズベリーパイ本体の準備

ラズベリーパイ本体を起動する準備をします。

本体にmicroSDカードをセットする

Raspberry PiにOSを書き込んだmicroSDカードを挿入します。

カードが少しはみ出ますが問題ありません。

SDカードのセット方法

本体にケーブル類を接続する

今回はRaspberry Pi 4を例に、周辺機器の接続方法を解説します。

Raspberry Pi 4外観

Raspberry Piを起動させる前に、キーボード、マウス、ディスプレイを接続しておきます。

チェックポイント

ラズベリーパイは電源ケーブルを挿した瞬間に起動して、microSDカード内のOSを読み込み始めてしまいます。

ケーブルの取り付け方法
ケーブルの接続方法

手順③:ラズベリーパイの起動

電源ケーブルを接続すると起動します。

チェックポイント

ラズベリーパイには電源スイッチがありません。

ACアダプターの接続方法
ACアダプターは最後に接続

初回起動は数分かかるので気長に待ちます。

ディスプレイにはこのような画面が表示されます。

手順④:ラズベリーパイの初期設定

ここからは、Raspberry Piを使用するための初期設定を行っていきます。
少し待って、設定用のウィンドウが出たら、設定を始めていきます。

「NEXT」をクリックします。

「Set Country」というウィンドウが出るので、Countryの中からJapanを
選択します。アルファベット順なのでJapanは上の方にあります。

「Language」項目はJapaneseを選択します。「Time zone」はTokyoを選択します。

次にユーザー名とパスワードを設定をします。どちらも忘れないように控えておいてください。
パスワードは確認のため2回入力します。

アカウントの設定画面

ディスプレイの外枠付近に何も表示されていない(黒くなっている)領域がある場合は、チェックします。再起動後に画面の大きさが調整されます。
完了したら「Next」をクリックします。

ディスプレイの調整画面

使用できるWi-Fi(無線LAN)が表示されます。

使用するWi-Fi(無線LAN)を選択し、「NEXT」をクリック。

Wi-Fiのパスワードを入力して「NEXT」をクリックします。

次にアップデートのウィンドウが出るので「NEXT」をクリックすると、OSのアップデートが開始されます。

チェックポイント

「Skip」を押すとアップデートをせずに初期設定が終了します。アップデートをしないと日本語入力が使用できなくなる場合があります。

アップデートには30分位かかる場合があります。気長に待ちましょう。完了すると以下の画面になるので「OK」をクリックします。

「Restart」ボタンを押して、Raspberry Piを再起動させます。

再起動させると、設定した内容が反映されます。以上で、基本的な初期設定は完了です。お疲れさまでした。

設定をやり直す方法

うまくいかないときなど、設定をやり直すことができます。手順は以下の通りです。

まずターミナルを開きます。

以下のようなウィンドウが表示されます。

「sudo piwiz」と入力してenterキーを押すと初期設定画面が開きます。

sudo piwiz

画面表示に従って再度設定していきます。

インターネットを使ってみる

インターネットに繋がっているか試してみましょう。

まず、デスクトップ画面でブラウザのアイコンをクリックします。

ブラウザが開き、Raspberry Piの公式ページが表示されます。

上部のメニューバーのキーボードアイコンをクリックすると、日本語入力ができます。

チェックポイント

初期設定時にアップデートまで完了していないと、日本語入力へ切替できません。切替できない場合は設定をやり直す方法を参考に再度設定してみてください。

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シャットダウンする

シャットダウンするには、まずメニューを開きます。

一番下の「ログアウト」をクリックします。

「Shutdown」をクリックすると、シャットダウンできます。

開始手順は以上となります。

余裕のある方は以下の設定を済ませておくと、より快適にラズベリーパイを使用することができます。

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